社内政治型トップの限界
おはようございます、ねこマスタ〜です。
北海道に来た当初は雪が新鮮だったけどもういいわ。
なるべく降らないでほしいと毎年願ってる。
徐々に気温は変化するから。
雪があると自転車乗れないから不便。
社内政治型トップの限界
総裁選の際に総理になってやりたい事はと聞かれて人事と答えた岸田首相。
この二つのやり取りでわかるのは岸田首相が典型的な社内政治型トップということだ。
言い換えれば自分に有利な人事をするということだ。
日本という国をどうするという話ではなかったのだ。
なんてこった。
この手の話は決して珍しくはない。
お隣の中国はもっと手が込んでいる。
習派にあらずんば人にあらずでも書いたけど、習近平氏はもっと徹底している。
日本でいえば内閣全員岸田派みたいなものだ。
でその結果中国はどうなったかということだ。
パッとしない。
っていうか米中逆転そのものがないかもしれない。
アリババやテンセントが時価総額でGAFAに伍していたのは遠い過去の話だ。
自分の権力を保つためなら国の発展さえ犠牲にする。
が、しかし
これってロシアも北朝鮮も同じだ。
その不満が自らに向かないように情報統制やプロパガンダをやっているわけだ。
ただこれも外国の話であれば別にいいやなのだけど。
岸田首相もその手の人だよね。
日本は中国・ロシア・北朝鮮ほど情報統制は効かないので岸田さんは隣国の独裁者たちのように長期政権とはいかないだろうが。
いずれにしても自分が一番でそのために活動してきたような人がトップになっても国や会社の運営はうまくいかないだろう。
見てる景色が違いすぎる。
勝海舟や坂本龍馬みたいな人はいない
明治維新の時分には日本をどうするみたいな視点で物事を捉えていた人がそれなりにいた。
別に世に知られていなくても日本の行く末を案じていた人は結構いたはずだ。
いま世間を賑わしているのは派閥のキックバック問題だったりする。
ショボすぎる。
失われた30年とか言われて人口減少も加速がついてきてかなり日本って崖っぷちだろう。
さすがに日本は国としてはいよいよやばいモードに入ってきた感がある。
つまり国は信用できないけど自分の生活はどうにかしなきゃいけないってことだ。
これまで日本は追い込まれると人材が出てくる国だったがそんな感じもしない。
あとがき
人材が出てきそうもないのは人口構成がかつてのようにピラミッドではないというのもある。
が、しかし
今や日本人の平均年齢は約50歳。
世の中を変えていく動きを作り出すのは容易ではないだろう。
何かエポックメーキングな出来事でもなければ高齢者優先の政治は変わらないだろう。
逆にいえばそれくらいの強烈なことが起きないとこのままずるずる失われた何十年ということになりそうだ。