生活防衛を考える

life

こんにちは、ねこますた~です。

いよいよ新型コロナが全国に広まってきたようです。

僕の住んでる田舎でも結構みんな気をつけて生活しています。

久々に実家の両親に電話をしました。
元気そうでした。

さて、今日は生活防衛について考えてみたいと思います。

ぼくは以前、喫茶店をやっていたんですけど、売り上げは大してなかったので6年でお店を閉じまして、その後はアルバイトを3つ掛け持ちなどしました。

お店やっている時に、詐欺で一千万飛ばして無一文というか借金だけが残ったので生活防衛するしかなかったんですよね。

目次

  • 借金のある人は過払い金請求をしてみよう
  • 生活防衛には即効性と遅効性がある
  • 即効性のものは確実
  • 遅効性のものは不確実
  • 生活防衛資金の目安は?

借金のある人は過払い金請求をしてみよう

まずはこれ。
当時の僕みたいに借金があった人は過払い金請求はした方がいいです。

アルバイトの手取り12万のうち毎月3万を消費者金融に返してましたけど、なかなか元本が減らなかったですよ。

ちょうどそのころ過払い金が請求できるということが世間に知られてきて、さっそくやってみました。

過払い金請求は、たとえお金が戻ってこなくても、残金が大幅に減る可能性があるのでやりましょう。

ぼくは20万くらい戻ってきました。過払い金の受け取りまでに何か月かかかったので、手続きは早めにした方がいいと思います。

名村法律事務所

生活防衛には即効性と遅効性がある

生活防衛といっても、けっこうやれることがたくさんあります。

ざっくり分けると即効性のものと遅効性のものがあります。

当時の僕みたいに無一文&借金ありみたいな場合は当然即効性のあるものを片っ端からやることになります。

即効性のものはなんといっても固定費です。
影響が大きいものから挙げると家賃・車・スマホ代などの通信費でしょうか。

遅効性のものは何かというと、収入を増やすとか不労所得を得るといったものです。

でもこれ、すぐに成果が出るわけじゃないからギリギリの状態の時にはあまり有効ではありませんね。

即効性のものは確実

固定費を減らすのは生活防衛の王道ですが、僕は家賃は究極まで下げました。

1万円くらいのところに引っ越しました。
その前も2万5千円で安かったですけどね。さらに下げました。

車も手放しました。
減価償却はとっくに終わってましたけど、車って維持費がバカにならないです。

スマホも格安スマホに変えました。これでだいぶ固定費は削減できます。

ほか、ちょっとした節約では早寝早起きで電気代を節約するとか、水道の蛇口を交換するとか、ジェネリックにするとかですかね。

これらは、やれば確実に出費を減らせます。

食事は毎日同じパンを食べてました。というかパンしか食べてなかったです。これは健康に悪いからマネしないでください。

遅効性のものは不確実

運よくサラリーマンになって少し生活に余裕がでてきて、収入を増やすことを考えました。

サラリーマンで収入を増やすといえば昇進です。
副業は考えてなかったので昇進試験を受けました。受けるのタダですし。

ちょうど受けた時期もよくて、昇進してお給料も増えました。

ここから不労所得に目を向けて株式投資を再開しました。実は喫茶店をしている時も少しやってたんですが、生活が苦しい中でやってたのもあって全然ダメだったです。貧すれば鈍するってやつですよ。

先物・オプション・FX・商品・信用取引なんかは全然芽がでなかったです。

なので現物株と投資信託をメインに運用を始めました。

職場で確定拠出年金制度があったので、マッチング拠出もして、NISAもやって、美味しい制度は全利用して資産運用しています。

不動産は一度にまとまったお金がいるし、目利きの能力も試されるので自分にはハードルが高いです。リートは買ってますけどね。

昇進とか副業は確実性はないので、長い目で備えておくみたいな感覚がいいかなと思ってます。

不労所得もそれなりの元手がないと、生活の足しになるだけの収入にはなりませんが、こちらも長期的にとらえる必要があるでしょうね。

こつこつ10年やってたら、いまは新型コロナで減ってますけど1200万円くらいにはなりました。

少額からでも地道にやってるといつの間にかそれなりのインパクトを持つようになります。

生活防衛資金の目安は?

これはその人の生活コストによってまったく変わってきますよね。

新型コロナのニュースを見ていたら、予約の取れないレストランがお店を閉めるというのをやってて、月のコストが家賃とか従業員の人件費とか諸々で500万とかするので維持できないからやめるという話をしていました。

これ、ぼくも飲食業やってたのでちょっと分かります。日銭が入る商売って、あんまり余裕資金を持たないです。

これが工場なんかだと、小切手落ちるのに長いのは半年とかかかったりして、その間の運転資金の手当てうんぬんみたくなりますが、日銭商売は回転するので、逆に余裕を持ちすぎるとお金の回転率が悪くなりますしね。

もし、今の状況で喫茶店やっていたら、お店を閉めていたと思います。先が見えなくてちょっと無理です。

まとめ

今回の新型コロナの感染拡大で収入が激減している人はかなりいると思います。

借金のある人は過払い金請求の手続きや債務整理をまずした方がいいです。少しでも身軽になると気分も変わってきます。

僕は借金がなくなった時、なんかやれるような気がしました。

実際そのあとアルバイト掛け持ちからサラリーマンになれました。

固定費は即効性があるので、この際バシバシ削りましょう。

ぼくがブログを始めるきっかけとなったマナブさんのプロフィールには、バンコクで5万円くらいで生きていますと書いてあります。まあさすがに今はそんなことはないでしょうが。

日本でも固定費を削りまくると結構ミニマムなお金で生活できます。

収入を増やすとか不労所得を得るみたいなのは、ちょっと余裕ができてからですかね。

今日の話とはづれますが、コロナが収束した後って世の中の状況が結構変わっちゃっていると思うんですよ。

どう変わるのかはよくわかりませんが、そんなことも今のうちに考えておくことは重要かなと思います。

名村法律事務所